設定
設定ファイル
設定ファイルは、適用するルールやオプションを指定するためのものです。通常、自動で読み込みされますが、CLIやAPIを使うことで明示的に期待通りの設定ファイルを読み込めます。
自動読み込みは、ターゲットが存在するディレクトリから再帰的に検索していきます。つまり、各ターゲットに最も近い設定ファイルを適用します。
注記
Markuplintは、最も近いファイルを見つけると検索を中止します。ESLintのデフォルトとは異なります。ESLintに{ "root": true }
と指定したときと同じ動作です。
設定ファイルをより上位のレイヤーに適用したい場合は、extends
フィールドを指定します。
ファイル形式とファイル名
ファイル名は.markuplintrc
でなくても適用できます。
優先的に適用されるファイル名は以下のとおりです。
markuplint
プロパティ(package.json
内).markuplintrc.json
.markuplintrc.yaml
.markuplintrc.yml
.markuplintrc.js
.markuplintrc.cjs
.markuplintrc.ts
markuplint.config.js
markuplint.config.cjs
markuplint.config.ts
.markuplintrc
のフォーマットはJSON(コメント対応)かYAML形式となります。
JSON
{
"extends": ["markuplint:recommended"]
}
YAML
extends:
- markuplint:recommended
JavaScript
module.exports = {
extends: ['markuplint:recommended'],
};
TypeScript
import type { Config } from '@markuplint/ml-config';
const config: Config = {
extends: ['markuplint:recommended'],
};
export default config;